小さな夜の音楽会 #6
こんにちは。
だいぶ遅くなりましたが、先週月曜日に行われた演奏会「小さな夜の音楽会」の感想を、つらつらと綴っていきます。
【小さな夜の音楽会 #6】
◆日時:2018(平成30)年4月30日(月・祝)
◆演奏:ルックスエテルナ、混声合唱団鈴優会(敬称略)
#06 ルックスエテルナ / 混声合唱団 鈴優会 – 小さな夜の音楽会
今回の演奏会の構成としては、エテルナさんと鈴優会がそれぞれ単独で、異なる作曲家と時代の「ミサ曲(Kyrie - Gloria - Sanctus&Benedictus - Agnus Dei)」を演奏し、最後にそれぞれのコンセプトに基づく2つの「Ave Maria」を演奏するというものでした。
エテルナさんの曲をじっくりと聴かせていただいたのは、実は今回が初めてで(コンクールではたまたまお手洗いなどのタイミングが重なってしまって万全な状態で拝聴出来ず)、非常にワクワクしていました。
私自身、自発的にルネサンス音楽に触れようとしていなかったためあまり聞き馴染みの無かった、デュファイやジョスカン・デ・プレ、そしてバードの曲で、エテルナさんの創り出す「精緻な美を求めるルネサンス音楽の世界」を感じることができました。
一方、鈴優会での初ステージは、3月に開催された名島先生指揮者生活30周年記念コンサートで初演された、4名の作曲家による連作ミサでした。
昨年末頃から歌っていたとはいえ、150名以上での初演時とはことなり、28名でのステージはとても緊張しましたが、名島先生や団員の皆さんに優しくしていただき、なんとか歌いきることが出来ました。
私自身、まだまだ精進しなければならないという思いでいっぱいとなった、夜のひとときでした。